第2回アジア海洋映画祭上映作品
第2回アジア海洋映画祭コンペティション部門で上映された作品です。・浮世光影 ・ピーターパンの公式 ・海と夕陽と彼女の涙 ・バニュとビルー
・恋する魚・DONSOL
特別上映作品はこちらをご覧下さい。

The Strait Story
原題:南方紀事之浮世光影
2005年・台湾・105分・カラー
オリジナル言語:
監督:黄玉珊 (HUANG Yu-shan)
●第2次世界大戦の終わる2年前に神戸港から台湾の基流港へ向かっていた豪華客船『高千穂丸』は途中米軍に戦艦と間違われて魚雷攻撃され、沈没した。乗員、乗客1000人が犠牲となった。その船には台湾の高名な画家、黄清呈がピアニストの恋人とともに乗船していたのだ。
●黄清呈氏の生涯を中心に描きながら、風化しつつある「高千穂丸事件」を初めて台湾人の視点から振り返り、その意味を問い直した作品である。

The Peter Pan Formula
2005年・韓国・108分・カラー
オリジナル言語:韓国語
監督:チョ・チャンホ
●母親とたった二人で暮らしている高校生ハンスは、国体を前に水泳部をやめてしまう。そんなときに母親が服毒自殺を図る。 一気に降りかかってくる経済的な問題、進路の問題、そして恋愛の問題。世の中は霧に包まれて何も見えない。大人になりたくない 男の子の物語。
●2005年釜山国際映画祭でワールドプレミア、2006年ベルリン国際映画祭やサンダンス映画祭などで好評を博した作品。
チョ・チャンホ監督はキム・ギドク監督の愛弟子でこれが監督デビュー作品だ。本作が初主演となる男優、オン・ジュワンは「僕らのバレエ教室」「台風太陽」などで日本でも人気沸騰中の若手注目株である。
海と夕陽と彼女の涙
2005年・日本・91分
オリジナル言語:日本語
監督・脚本:太田隆文
●17歳の女子高生、夏美はどちらかといえばいじめられっ子タイプ。ある日、同じクラスだけどあんまり仲良くない4人で柔道部の応援に出かけることになった。が、そのバスが事故にあい、夏美以外の3人は命を落としてしまう。
しかし奇跡は起こった。48時間だけ現世に戻れることになったのだ。生きているうちにできなかった夢をかなえないと!死神が迎えにきてしまう!さあ、どうしよう?何をしよう?涙と感動のファンタジー。
●和歌山県田辺市ですべてのロケを行った、太田監督の長編デビュー作。長年あたためてきた故郷を舞台にした物語をみずみずしいキャストで実現させた。

Banyu Biru
2005年・インドネシア・78分
オリジナル言語:インドネシア語
監督:テディ・スリアアトマジャ
●ジャカルタのスーパーマーケットで働いているバニュは、ルーティンワークばかりの日常にすっかり退屈して、旅に出る。 その旅は昔から心に引っかかっている家族のことを考えるためだった。 幼い頃溺死した妹、後を追うようにして亡くなった母親。 家族のことをあまりかまってくれなかった父親。旅の道中で魅力的な人たちとの出会いが彼をずっと探していた何かへ導いていく。
●2005年のインドネシア映画界で最も野心的かつ独創的な新人監督のデビュー作!と話題を呼んだ作品。奇抜なユーモアをちりばめながら、シュールで幻想的な映像で描く新感覚のロードムービー。
主演は『アリサン!』で2004年のインドネシアのアカデミー賞最優秀主演男優賞に輝いた、トラ・スディロ。幼なじみ役に『ビューティフルデイズ』で日本でも人気のディアン・サストロワルドヨ。音楽はカリスマバンドのスランクが手がけるなどインドネシアを代表する才能が集まっている。

The Fish Fall In Love
2005年・イラン・98分
原題:Mahiha Ashigh Mishvand
オリジナル言語:ペルシャ語
監督:アリ・ラフィ

●22年ぶりにカスピ海沿いの故郷の村に、廃屋となっているであろう実家を処分するために帰ったアジス。そこで彼が目にしたものは、 レストランとして繁盛している実家の姿だった。
そのレストランを切り盛りしているのは若かりし日に彼と愛し合い、やがて別れたアティエ、そしてその仲間の独身女性や、アティエの 娘。アジスが実家を処分できないように、彼女たちはデリシャスな作戦に打って出る。今までのイラン映画を完全に脱した艶やかに強く、独立して生きる現代イラン女性の姿を描いた、恋と料理と人生の映画。
●2006年ロッテルダム映画祭で披露されるやいなや大反響を呼び、今現在、世界中の映画祭から招待が相次いでいる新時代のイラン映画である。舞台の演出家、俳優として長いキャリアを誇るアリ・ラフィの監督デビュー作。

DONSOL
2006年・フィリピン
オリジナル言語:タガログ語・ビコール語
監督:アドルフォ・B・アリックス・ジュニア
公式サイト:http://www.donsolmovie.com
●フィリピンのドンソルの海には年に1度ジンベイ鮫が集まってくる。ジンベイ鮫と泳ぐツアーのガイドをしているダニエルは不思議な魅力を持つテレサと出会い、次第に彼女に心ひかれてゆく。過去の悲しい出来事、将来への不安を抱える2人が出会い、互いにかけがえのない存在となっていくが。寄せては返す波のように、出会いと別れもまた繰り返す。ドンソルの景観は息を飲むような美しさで悲しみを癒してくれるのだった。
●監督はフィリピン映画界の新星。主演のシド・ルセロはフィリピン映画界でもっとも期待される新人で、本作が映画初主演である。一方テレサ役のアキノは名匠たちの映画に出演して数多くの賞を受賞している名女優で、テレビ番組の司会などでも活躍している。






